100年賃貸マンション エコルネス座談会:これまでにない快適な室内空間を実現し、建物の資産価値を高めることで、ますます注目を浴びている「外断熱工法」。外断熱賃貸マンション『Prime プライム』のオーナーと入居者ご家族、そして、外断熱賃貸マンション『エコルネス』を提案する栗本建設の3者が集まり、外断熱の特徴やメリットについて語り合いました。
ecollness:外断熱を選んだ理由
浅本 まず最初に、なぜ外断熱のマンションを選ばれたのか、オーナー・入居者それぞれの立場からお聞かせください。
石田 資産運用としてこの賃貸マンションを計画したのは、今から5年ほど前。ちょうどその頃、事業を行っていた義父が土地の資産運用を考えていて、相続税対策として賃貸マンションを提案したのです。でも、単によくある建物を建てるだけでは、有効な資産運用にはなりません。できるだけ長期にわたって安定した運営をするためには、付加価値というか、他物件との差別化が必要です。そこで、注目したのが外断熱でした。
浅本 外断熱のどういうところに付加価値を感じられたのですか?
石田 住空間としての優れた快適性、資産としての付加価値の高さに、大きな魅力を感じましたね。多少コストは掛かっても、それを上回る価値を創ることができる―そう考え、外断熱を採用しました。
 乾 私たちが『Prime プライム』を選んだのも、一番の理由は快適性でした。そもそも、オーナーの石田さんより外断熱をアピールするホームページ制作を依頼されたのがきっかけだったのですが、『Prime プライム』の建築過程を追うために現場を取材していくなかで、夏涼しく冬暖かいという“快適性”を持つ外断熱の良さを実感しましたね。
石田 当時はまだまだ外断熱に対する世間の認知度が低くて、ホームページの制作や建築過程を見せていくブログの作成のほか、仲介業者さんにも外断熱の情報を提供したりもしましたね。そのおかげで、乾さんのように外断熱の良さを解っていただき、入居を希望されるかたが徐々に増えていきました。

ecollness:快適性が実現する価値とは
浅本 入居者にとって快適性は、やはり大きな魅力ですね。それは賃貸マンションを経営されるオーナー様にとっては強い武器になったのでは?
石田 そうですね。外断熱に対する世間の認知度が上がるに連れ、運用状況はさらに好転しています。ここ数年、不況を背景に賃貸市場は厳しくなっていますが、『Prime プライム』の昨年度の稼働率は99.7%。久しぶりに空室が出たと仲介業者さんに伝えると「やっと空きましたか」という声があがるほどです。それだけ、外断熱へのニーズが高まっているということでしょう。賃料の値崩れもなく、非常に安定した運営を行えています。
 乾 私たち入居者にとっても、こういう住み心地が良くてグレードの高い賃貸マンションを求めているんです。なかなか満足できる物件はないですからね。
浅本 乾さんは、以前はどのようなお住まいに住んでおられたのですか?
 乾 古い木造建築の一戸建です。冷暖房がなかなか効かず、特に冬場の寒さは厳しくて結露にも悩んでいましたね。それで、何とか住み心地の良い家を・・・と賃貸マンションを探していたのですが、なかなかコレといった物件がなくて、半ばあきらめかけていたところに『Prime プライム』と出会いました。
石田 それなら、冷暖房費もかなり削減されたのではないですか?
 乾 そうですね。壁そのものが暖まる外断熱だから、少しの暖房(夏場は冷房)でも効率的に空調ができるので、光熱費をずいぶん削減することができます。
石田 外断熱というのは、言わば魔法瓶みたいなもの。一度冷やしたり、暖めたりすると、その状態を維持しつづけてくれるので、長時間快適な室温を保ってくれますね。
浅本 また、コンクリート壁が持つ高い蓄熱性で、空調のある部屋だけでなく、住まい全体を快適な温度にしてくれる…そこが外断熱の大きな特徴ですね。そして、もうひとつの大きな特徴が、優れた耐久性を実現できること。
石田 建物を外からすっぽりと断熱材で覆う外断熱は、外気温の影響をほとんど受けませんからね。それだけコンクリートへの影響も少なく、クラックなどの劣化を防ぐことができるということでしょうね。
浅本 私たちが提案する『エコルネス』が、“100年受け継ぐ資産価値”を謳っているのも、その特徴があるからです。入居者の方には快適な暮らしを、オーナー様には永きに渡るリアルな利回りを…。それを実現できるのが、外断熱なのです。

ecollness:ますます期待が高まる外断熱
 乾 実際に、『Prime プライム』に住んでみると、外断熱の価値を日々実感しますよ。木造一戸建てに住んでいた頃は夏場の暑さはもちろん、何といっても冬場の寒さに悩んでいました。リビングで暖房を付けていても床からの底冷えは解消されませんし、廊下やトイレ、お風呂場は、まるで外にいるような寒さ。吐く息が白くなるほどでした。ペットの犬が一日中コタツに潜って出てこないぐらいでしたから(笑)。そうした数々の悩みが、『Prime プライム』では一気に解消!夏場はもちろんですが冬場の温かさにまず驚きました。リビングで冷暖房を付けているだけで家中が快適温度になるので、夜中のトイレやお風呂場で不快な思いをすることもなくなりましたね。生まれたばかりの子供がいる私たち家族も、安心して快適に暮らすことができるんです。
石田 住まいの中の温度差は、小さなお子様やご高齢の方にとって、健康を損なう原因にもなりますからね。
浅本 結露なんかもそうですね。結露はカビやダニ、ウィルスなどの発生の原因になります。もちろん、それは建物自体の劣化にもつながりますから。入居者にとってもオーナーにとっても、外断熱がもたらす快適な住空間は大きなメリットと言えますね。
石田 乾さんもおっしゃったように、賃貸マンションで本当に快適な物件はなかなか無いのが現状。でも、今後ますます需要は高まっていくと思います。住まいに対する価値観の変化やライフスタイルの多様化によって、賃貸か分譲かを積極的に「選ぶ時代」へと移り変わっています。快適な住空間への需要が高まれば高まるほど、外断熱物件の価値は上がるでしょうね。
浅本 土地の有効活用として賃貸マンション経営が注目を浴びていますが、実際のところ安定した利回りの確保は難しいのが現状です。本当に有効な資産運用を実現する、という意味でも、やはり外断熱は強い力を発揮します。より効果的な資産運用、長期にわたり安定した資産運用を目指される方に、ぜひ一度ご検討いただきたいですね。